2020年度の研究室メンバーより、リクエストがあり、このコーナーを作りました。日々の取り組みを記録していく意味もあります。
今は河合が記録を書いていますが,いつかみんなにバトンタッチしたいところ.最近は思い出しながら書いています.
卒業式!(2023年3月21日)
卒業式を迎えました。
最後に全員集合の写真が撮れなくて残念でしたが、すでに新しいステップに向かって動き出しているという話を聞けてよかったです。
今日は、一粒万倍日×天赦日×寅の日と吉日が3つも重なる「トリプル開運日」らしいです。皆の卒業と旅立ちが、とってもいい日に重なって、なんだか嬉しいですね。
またお会いできる日を楽しみにしています。
こんなところで、、、(3月12日ー17日)
大学院生の調査で、宮城・東松島、山形・高畠に冬眠しているコウモリの調査に行ってきました。古い石切場の跡で、石を切り出した時にできる縦のスリットの中にコウモリがいました。もう春だと思って薄着で行ったら寒かった、、。
この他にも用水路のトンネルの中でコウモリの集団を発見するなど収穫がありました。
大学院生はこのあと熊谷に移動し、捕獲調査を行いました。
当初の予定通り、着々とサンプルを集め、またコツコツと解析を進めています。
面白い結果が得られそうです。ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。
卒研発表会(2月4日)
1月24日、卒検要旨締切日を無事終えて、2月4日は卒業研究発表会となりました。
河合は自宅から参加することになってしまって、みんなゴメン。
大学院生の先輩のアドバイスもあって、みんな無事に発表を終わらせることが出来ました。良い発表でした。頑張りました。
あとは本論、そして卒業式ですね。。
一年は本当に早い。。。
北大・低温研のゼミチャランケ復活!(12月23日)
かつて河合が所属していた低温研の生物多様性グループ(現在はグループは解散)には、色々な人が月に1回ぐらいのペースで行う開放されたチャランケというゼミがありました。
チャランケとは、アイヌ語で議論する集まりのことを言うと聞いたことがあります(正確なことはわからないので調べてみてください)。
河合研の大学院生が低温研でゼミを行いました。北大の修士課程あるいは博士課程に所属する人や、先生方も聞きにきてくれて、貴重なコメントをいただきました。解析についてのアドバイスもいただくことが出来ました。
裏山カメラの撤収(12月21日)
札幌にもとうとう雪が降ったので、、カメラの回収に行ってきました。
ズボ足で行けると思ったのですが、スノーシューがあった方がよかったかもしれないです。
少なくとも、ストックはあった方がよかったと思う。
大学の裏山には夏にたどり着くのが難しい三角点があります。標高は221メートルです。この日、お手伝いをしてくれた松井研の大学院生と一緒に観にいくと「山鼻」と書かれた看板が近くの木に打ち付けてあるのを発見しました。名前あったんだ。
油断していたら大雪(12月3日)
この日は巣箱の撤収に行きました。
油断していたら大雪。寒かった〜。
回収した巣箱をソリに乗せて運ぶことが出来たのはありがたかった。
また、この日は次の日のイベントのために、働く馬が森の中を歩いており、なかなかすごい景色でした。
切り出された木をぐいぐい運んでいく姿に感動。
馬って本当に力持ちなんだということを実感。
これは参加するちびっ子も喜ぶだろうなあ。
(ちびっ子が乗ったソリを馬に引っ張ってもらう企画もあるらしい)
羊蹄山は雪(11月3日)
この日はずいぶん寒くて、羊蹄山が見えるところまで行くと、山頂は見えないけど中で雪が降ってそう!という天気。
コウモリたちは今頃どこで何をしているのだろうか。。。
あっという間に季節が巡ります。
卒研生にはそろそろラストスパートに入って欲しいところ。
あっという間に秋(10月14日)
倶知安での巣箱調査は続けています。
秋は夏より利用者が多いような予感。
また利用者が留守でも、痕跡からどの種が利用していたかわかる手法も確立することが出来ました。
卒業研究、うまくまとまると良いですね!
小樽博物館(9月24日)
あっという間に寒くなってしまいました。
北海道の冬はすぐそこなのかも、、、
小樽博物館内で許可をいただき捕獲調査を行いました。
お目当ての種をそれなりの数捕獲することが出来ました。
また、来年は小樽でもっとコウモリを捕獲しよう!という話で学芸員さんたちと盛り上がりました。小樽に果たして何種コウモリが生息しているのでしょうか??
気長に乞うご期待!
外来種なヤツら
最近、マダラコウラナメクジという外来ナメクジをたくさん見る様になりました。百年のもりにもたくさんいます。見かけたらとって駆除していますが、キリがありません。。。
初めてみた時は、コウモリの測定道具を入れている道具箱にいつの間にか入り込んでいたヤツで、10センチ以上もある大きさだったので、誰かがふざけておもちゃを入れたのかと思いました。
この日はレアなナメクジ、ヤマナメクジも目撃。
どうやらすごく珍しいらしく、ナメクジの専門家が採集していきました。。
倶知安での合同調査(8月16・17日)
北海道大学にある北海道大学 人獣共通感染症国際共同研究所の先生や留学と一緒に百年のもりで捕獲調査を行いました。
16日は夜カウント調査とハープトラップによる捕獲調査+キャンプ!
17日は小屋に入って捕獲調査を行いました。
本物の研究者の背中を見せていただき、みんなも刺激を受けたのでは?
青森調査(8月6日から8月8日)
大学院生の調査で、青森に行ってきました。
苫小牧からフェリーで向かい、翌朝八戸に到着。
そこから「原生林のコウモリ」の著者遠藤公男さんに会いに宮古までドライブ。復興道路というものが開通しており、すごい速さで南下することが出来ました。憧れの方にお会いして、著書にサインと「命あるものを慈しむ人に」というメッセージをいただきました。
宮古から今度は五戸へ。青森の有名なコウモリ小屋での捕獲調査です。現地の方の全面的なご協力のもと、調査はバッチリでした。コウモリの体重を測るのに使っていた方法にびっくり。これはいいということで、早速真似してみたいと思います。
根室調査(7月28日から31日)
今年も北海道大学低温科学研究所の大舘智志博士や円山動物園のトガリネズミの担当の方々と共に、根室にトガリネズミの生態捕獲に行ってきました。後から電車やバスで参加する人もいましたが、最初に行ったメンバーは行きに霧多布岬によって、ラッコの観察をしました。。
道内にいるトガリネズミのうち3種を捕獲することができました。
残りの一種には、、逃げられました。。残念。
あっという間に夏(7月13日)
油断していたらあっという間に夏になりました。
昼間に図鑑の写真みたいにクワガタが集まっている木を発見しました。
なんかすごかった。。。
でも写真を撮っていたらあっという間に解散してしまいました。
夏至のカウント調査(6月21日)
倶知安100年のもりでは、毎年夏至にコウモリ小屋から出てくるコウモリの数を数えて、小屋を利用しているコウモリの数の把握を行っています。河合研でもお手伝いに行ってきました。
また、夜にはコウモリの捕獲調査を行って、森内の好きな場所にテントを張ってキャンプをしてきました。
熊谷での調査(6月18日)
大学院生のテーマのため、先輩は宇都宮や熊谷のコウモリ調査に行ってきました。
河合も熊谷の調査のお手伝いに行ってきました。
たくさんの方々にお手伝いいただき、なんとか目標を達成することができました。
あとは解析のみ!
バットボックス設置(6月11日)
今年は倶知安百年のもりにバットボックスを設置させていただくことになりました。
小さいタイプと大きいタイプを用意しました。
どんなコウモリがいつ利用するのでしょうか?
快適なお家を作ったつもりなので、、、結果が楽しみです。
銀嶺荘へ(5月5日)
毎年恒例の銀嶺荘へのスノーシューハイクに行ってきました。
残念ながら3月で小屋は閉められてしまい、今は誰もいません。
入り口に打ち付けられた板を見ると、寂しい気持ちになりました。
ただ、相変わらず春香山への登山道にはたくさんの生き物や植物を見ることができました。
旭川の突哨山へ(4月30日)
河合と大学院生で、コウモリの先生に会いに旭川に行きました。
先生は開発されそうになった旭川の突哨山を守った人でもあります。
今ではカタクリとエゾエンゴサクが咲き乱れるこの山に、多くの人が訪れています。
この日も本州からやってきたという方にお会いしました。
旭川から見える大雪の山々も綺麗でした。
倶知安のエゾサンショウウオ(4月24日)
倶知安でもエゾサンショウウオを探しに行きました。
知り合いの方のお家の水源地近くに複数個体を発見!
それにしても、羊蹄山の湧水が自分のお家の水源地とは羨ましい。。。
そのお水で淹れたコーヒーをいただきました。。
もちろん最高に美味しかったです。
エゾサンショウウオ産卵確認(4月24日)
エゾサンショウウオの調査は短期決戦型となりそうです。
札幌市街地にも近い山の中で、すでにエゾサンショウウオが産卵していました。
慌てて卵塊の一部を採取しました。
何箇所かで捕獲あるいは採取し、DNAの塩基配列を比較して、地域によって違いがあるかを調べる予定です。
裏山に自動撮影カメラ設置(2022年4月21日)
2019年より続けてきた裏山のカメラ調査。
昨年の先輩によって、今年はヒグマの活動が活発になるのではないかと予想されていました。
例年GWごろにやってくるヒグマですが、今年は早いかもしれないということで急いでカメラの設置に行きました。
もうコウモリが来ちゃった(2022年4月17日)
今年は暖かいようで、コウモリ小屋を掃除に行った倶知安にもうすでにヒナコウモリが来ちゃっていました。いつもよりかなり早い様です。焦ります。
写真は板の裏で眠るヒナコウモリ。
この日は流石に気温が低かったようで、ピクリとも動きませんでした。
エゾサンショウウオを捕獲する
今年の河合研は、卒業研究テーマにコウモリを選んでいる人は一人だけです。
エゾサンショウウオのDNAを調べる人が現れました。
そのため、色々なところでエゾサンショウウオを捕獲し、あるいは卵塊を採取する調査も行っています。まだ雪が周りに残る池の中でもエゾサンショウウオは活動している様です。
倶知安で活動開始!(2022年3月27日)
倶知安町にある百年のもりで、ヒナコウモリのために建てられたコウモリ小屋の掃除を行いました。中に溜まった糞を掃除し、空気の入れ替えを行いました。昨年の夏、ヒナコウモリが繁殖に使っていたのですが、利用する個体数が思ったより増えず、小屋の環境が悪い様です。
小屋に通気口を設ける、入口の形状を変えるなど、何点か改善しようと考えています。
最近、カルデラ温泉にハマってます。この後も温泉へ行きました〜。
連絡先:
〒005-8601
北海道札幌市南区南沢5-1-1-1
東海大学生物学部生物学科
河合 久仁子
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Tel:(011)571 5111(代表)
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